大阪府泉南市岡田　Y様邸　屋根葺き替え工事　参考価格：137万円

足場設営前

屋根工事に先立ち、まずは足場設営からスタート致しましたが、事前にご近所様にしっかりと工事のご挨拶をさせて頂きました。

足場設営後

足場が完成致しました。

今回の現場建物は袋小路住宅街の途中にある建物だった為、周辺ご近所様の通行の邪魔にならないように、重々配慮致しました。

屋根工事前①

工事前の屋根瓦は約5㎡ほど部分的に屋根瓦がめくれ、シートで養生がされている状態でした。

お客様に確認したところ、

『 6年程前の大型台風の際に、屋根瓦が飛ばされてしまい、それからシート養生で今までもたせていた 』

とのお話でした。

ただ、2階屋根からの雨漏りが著しく、今回の屋根葺き替え工事をご決断されたようです。

屋根工事前②

屋根瓦がめくれていない箇所も、屋根瓦のズレ・浮きが目立ちました。

瓦屋根の場合、築年数の経過と共に、屋根瓦のズレ・浮きが出てまいりますので、

ご自宅の建物の屋根が今どんな状態か把握しておく事が重要です。

屋根工事前③

和瓦（日本瓦）は1㎡あたりの屋根材重量が約50kgと、かなり重い為、屋根が重くなってしまいます。

屋根が重いと、建物の重心が上がり、地震の際の揺れが大きくなってしまう為、

屋根の雨漏り等が原因で屋根を葺き替えするなら、

『 軽い屋根材に葺き替えして地震に備える 』というのが昨今の主流です。

既存屋根瓦・土撤去中①

ここからは、屋根葺き替え工事のスタートです。

まずは既存屋根瓦・土撤去から行ないました。

既存屋根瓦・土撤去中②

屋根瓦を順番にめくって、まとめて仮置きして、ある程度たまると地上に降ろし撤去します。

その後、土撤去というながれです。

既存屋根瓦・土撤去完了①

屋根瓦と土の撤去が完了致しました。

屋根は野地板が丸見えの状態になっております。

野地板の下は屋根裏（天井裏）です。

既存屋根瓦・土撤去完了②

野地板自体はそこまで強くないので、慎重に屋根の上を歩き回り、作業を行ないます。

コンパネ施工

12mm厚のコンパネを施工し、屋根下地を強化致しました。

これで安心して屋根の上を歩く事ができます ♪

改質アスファルトルーフィング施工

コンパネ施工後、ルーフィング施工を行ないました。

ルーフィングは屋根下地に施工する『 雨漏り防止シート 』のようなものです。

田島ルーフィング製の防水シートです。

スーパーガルテクト施工

今回の仕上げの屋根材は、屋根の軽量化・耐久性を重視し、スーパーガルテクトで施工させて頂きました。

ルーフィング施工後、軒先唐草・ケラバ役物を施工し、スーパーガルテクト本体葺きを行ない、棟役物・壁際雨押え施工で、屋根葺き替え工事完了です ♪

屋根葺き替え工事後①

今回葺き替え工事を行なった屋根は、面積が59㎡でしたので、瓦屋根の時は単純計算ですが、屋根重量が2,950kgでしたが、

スーパーガルテクトに葺き替えた後は屋根重量は約295kgの計算です。

（スーパーガルテクトは和瓦の屋根材重量の約1/10の重量）

屋根葺き替え工事後②

屋根の修繕を行なうときは、

◆屋根材・瓦の交換

◆漆喰工事・瓦のズレ直し

など、補修工事を行なう場合もございますが、

屋根全体的に傷みが進行している場合や、傷みが著しい場合には、屋根葺き替え工事がオススメです ♪

（費用はかかりますが、一度の工事で確実な修繕を行なう事ができます）